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博多長浜らーめんもりや

行きにくいのが難点
らーめん¥600+味玉¥100
博多豚骨
麺:
☆☆☆☆★
加水率:
☆☆☆☆★
スープ:
☆☆☆★☆
旨味・コク:
☆☆★☆☆
豚臭 ☆☆★☆☆

食べた店
住所
営業時間
定休日
大師前
竹の塚
徒歩30分
月〜土 11:30〜14:30
18:00〜翌1:00
日 11:30〜22:00
2007 / 02 / 27 らーめん¥600+味玉¥100

また名店が出来てしまったのか。

どうやら「金太郎」と関係のあるお店らしいが足立区の新店(2006年12月オープンだそうです)、「博多長浜らーめん もりや」に行ってきました。

金太郎系の進出はすさまじいものがありますね。この流れをくむお店はどこもハイレベルでまずハズレが無いと思いますが、ここ、「もりや」も、このサイトの読者の方々なら間違いなく気に入ることでしょう。

店内に入った瞬間はそれほどの豚骨臭を感じなかったものの、ラーメンが出てきた瞬間にその旨さを確信することとなります。ゼラチン質のスープの色と艶、その下にしずんだ細い麺、丼からたちこめる豚骨の香り。もうその時点である一定のレベルは保証されていると言って間違いありません。問題はどこまで自分の好みにあっているのか。

そしてここのラーメンはかなりピンポイントに僕のツボをついてきました。

まず何よりもスープが絶品。ほぼ予測済みとは言え、一口飲んでみてすぐにその旨さに感動しました。もちろん田中商店系の洗練された豚骨スープに通ずるものがありますが、ここはさらにもう一歩上のワイルドさを感じることができるかと思います。甘みに特化した「田中商店」や「ぼたん」よりもやや塩味が強く、さしずめ豚骨醤油のような味わいを持ちながらも、コクを損なうことなく見事なバランスを得ていると思います(一時期田中商店はこの味に良く似ていました)。ややしょっぱすぎる感もあるかなと思いましたが、特に替え玉後には、全くへこたれないスープの強さに改めて驚かされました。

トッピングにはテーブル(またはカウンター)上のゴマ、辛子高菜、紅ショウガ、おろしニンニクを入れ放題ですが、これらを投入してみても豚骨の風味がほとんど失われないのはスープの力強さに他ならないでしょう。

麺はもちろん田中商店系と同等の細麺ストレート。ハリガネで頼んでみましたが、カンスイ臭さも感じられず全くもって文句なしです。替え玉は120円ですが、一度行けば替え玉券をもらえるので、次からは無料になるのは田中商店系と同じ。

そして「金太郎」や、なんでん系の弱点である、チャーシューもトロトロで旨い。ここらへんは田中商店の影響を感じますがどうなんでしょう。

まさにはじめて「金太郎」で食べた時に似た衝撃をまたも味わうことができました。最近できた濃厚博多長浜ラーメンのお店の中でもかなり僕の好みに近い味で大満足。

まあ豚骨は濃度にブレがあることが多いので1度食べただけでは何とも言えない部分もあるかと思いますが、それでもこの味がそうそう不味くなることは無いんじゃないでしょうか。今日食べたばっかりですが明日また食べたいくらいです。

しいて言えば車じゃないと行けないような場所にあるのが難点でしょうか。どうせ車でいかなきゃならないのであれば「田中商店」に流れるお客さんもやはり出ると思います(環七沿いの田中商店の方が断然立地良いし)。それにしても東京西部にももっと同様のお店がほしい・・・。

 
2007 / 03 / 09 らーめん¥600+明太子ごはん¥250

近くに寄ったので 空いててサクっと食べられる「もりや」へ。
10日ぶりの訪問です。

店内は前回よりもちょっと豚骨臭がしています。
ラーメンはやっぱり旨い。例によって一口目ちょっとしょっぱいかな?と思いましたが不思議と最後までスープを飲み干してもしょっぱすぎると感じることはありませんでした。

チャーシューも旨いし、田中商店と比べても全くひけを取らないと思います。ただ田中商店には「赤オニ」と言う武器があるので赤オニファンはやはり「もりや」では完全に満足とは行かないかな。。?

明太子ごはんは米の炊き具合が柔らかすぎて残念ながらちょいと好みからはずれました。最近は「田中商店」も「ぼたん」も米が柔らかいんですよねぇ。。。僕はカタめの米が好きなので残念です。明太子は博多らしく美味しかったです。

まさに金太郎の進化系と言うか、金太郎復活と言っても良いくらい出来のラーメンで、長く続いてくれることを祈るばかりですね。

 
2007 / 04 / 06 らーめん¥600

またまたやってきました。間違いなくここ最近では一番のお気に入りとなってしまった「もりや」です。

この日は「田中商店(新店舗)」で食べてそのまま直でここ「もりや」に食べにきました。連食です。味比べってやつです。

この日は店舗がほとんど豚骨臭くありませんでした。代わりに醤油ダレっぽいニオイがしてこれなら「豚骨はあのニオイがちょっと…」と言う人でも気にならないんじゃないかと思いきや。。

出てきたラーメンからはこれでもかと言うほどの豚骨臭。う〜ん。あなどれん。この時は開店後30分くらいで、お客が僕一人だったからまだ店内があまり臭って無かっただけだったのかもしれません。

スープは一口目またもかなりしょっぱく感じました。特についさっき田中商店で食べてきたばかりなのでそのしょっぱさが目立って感じましたね。田中商店がのスープがややライトに感じたのでこちらはさぞ濃厚だろうと思いきや、しょっぱさを除けばスープはほぼ同じ濃度でした。が、レンゲにスープをすくった時の骨粉の量、ねっとりとした脂の量はこちら「もりや」の方が多いようです。そして豚骨臭の強さが、田中商店よりも上のワイルド感を出していると言えるんじゃないでしょうか。

最初しょっぱさが目立って感じたスープも飲み進むにつれ明確な甘みを感じるようになり、やはり絶品と言える旨さですね。

麺ですが、田中商店ではややカンスイ臭を感じましたが、こちらはハリガネでも全然カンスイ臭がありません。この日はここ「もりや」の方が旨い麺だと感じました。

そして具。チャーシューは田中商店の2枚分くらいの大きさがあり、こちらの方が柔らかくジューシーでこれは最近の田中チャーシューを考えるとこちらの圧勝でしょう。田中商店も昔はチャーシューが旨かったんですけどねぇ。。。どーしちゃったのか。

田中商店と比べてちょっと気になる点と言えばカウンター/テーブル上に置かれたトッピングにフタが無いため、ちょっとニオイが気になることくらいでしょうか。この日は特に辛子高菜のニオイがちょいと気になりました。田中商店のトッピングの方がフタがある分より衛生的にも見えます。しかしラーメンの味自体は僕にはこちら「もりや」の方が頭一歩好みですかねぇ。連食ですが替え玉せずにはいられぬ旨さです。

と、言う訳でですね。全体的に見てみると、田中商店が移転してちょっと遠くなり、しかも最近じゃ超有名店となってしまった今。。。これから僕はこのエリアでは「もりや」に来ることの方が多くなるかもしれません。しかしながら営業時間が1時までと言うことを考えると深夜は田中商店に行くことになりそうですね。どちらにしろ両店とも長く続いて欲しいものです。うらやましいぜ足立区民!

 
 
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