今や横浜ラーメンと言えば家系のこと。と言っても過言ではない、一つのジャンルを完全に確立し、関連店も数え切れないほどにたくさんある、家系の総本山「吉村家」。
もう最後に食べたのが何年前なのかも分からないくらい久しぶりだが、最近仕事の都合で横浜方面に頻繁に行くので、空いている時間を狙って行ってきました。
注文したのは「ラーメン」。記憶にあったよりもずっと濃厚そうな見た目に反さず非常に美味しい出来でした。
茶褐色のスープは濃厚そのもので、トロみのある舌触りに強いコク、醤油の香りと言いまさに絶品の粋。最近苦手な鶏油の香りも全く嫌味でなく、上質な油ならこうまでも美味しいんだなぁと再確認しました。
麺はもちろん酒井製麺のストレートで、加水率も低く、ワイルドな噛みごたえは[二郎]に通ずる物があります。まさにこの麺あっての家系。旨いっす。
具はおなじみの海苔三枚、ほうれんそう、ネギ、そしてチャーシュー。チャーシューはスモーキーな香りが吉村家の特徴ですね。味付けもほどよく実に旨いです。
今や珍しくもない家系ですが、さすが総本山のオーラと言いましょうか、安心して美味しく食べられました。
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